篠笛とは、篠竹で作った日本の横笛の総称。
昔から日本各地の祭り、神楽、獅子舞、等の民俗芸能をはじめ、民謡、長唄等、様々な音楽に使われてきた、日本人にとって一番身近なメロディー楽器です。
篠笛の種類については、指穴の数も、音程も、音の高さも、長さや大きさも、デザインもさまざまなものがあり、演奏する音楽によって適切な笛を使います。
調律に関しては、祭囃子、神楽、獅子舞等、各地の祭礼に古来用いられてきた「古典調」、民謡、長唄等に合わせやすい「唄用」等、さまざまな種類がありますが、主に西洋音楽と融合した新たな音世界を創り続けている私は、12平均律に近い「ドレミ調」の篠笛を求め、使っています。
篠笛を吹きたい方へ
初心者、手の小さい方、小学生は、指が届きやすい八本調子ドレミ調の、鳴りと音程のいい笛を楽器店等で探し求め、私の篠笛教則DVD+楽譜集「
狩野泰一の篠笛を吹いてみよう」(八本調子ドレミ調対応) でDVDを観ながら練習するといいでしょう。
洋楽器とも合わせやすいC管で、音が高く太鼓にも負けません。
一般的には、「六本調子(B♭管) ドレミ調」の、鳴りと音程のいい篠笛を楽器店等で探し求め、以下の無料YouTube動画で音の出し方から学ぶことをお勧めいたします。
そして、私の篠笛楽譜集
「狩野泰一の篠笛で歌ってみよう」( 六本調子ドレミ調対応、模範演奏&太鼓・ピアノ伴奏CD付)で練習することをお勧めします。独奏、二重奏、太鼓やピアノと楽しむレパートリーを広げていくと、篠笛の表現力が深まります。
さらに、六本調子ドレミ調とピアノのための楽譜集(模範演奏&ピアノ伴奏CD付)
「狩野泰一の篠笛セレクション」で、ピアノの伴奏CDに合わせて練習したり、ピアノを弾くお友達と一緒に演奏すると、ピアノとのアンサンブルの楽しさが広がります。
楽譜集
「昭和・平成のうた」(ピアノ伴奏CD付)では、一、三、五本調子ドレミ調で、装飾音の使い方、半音のコントロールを含め、篠笛らしい歌い方を追求しましょう。数字譜を見て、ピアノ伴奏CDはピッチ変換アプリを使えば、何本調子でも対応可能です。
※いずれの楽譜集も数字譜を見て、ピアノ伴奏CDはピッチ変換アプリを使えば、何本調子でも対応可能です。
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